脳性麻痺児 一般に脳の発育期に原因を持った運動障害であり、脳性麻痺は受胎から新生児期の間に生じた脳の非進行病変に基づく永続的な、しかし変化しうる運動および姿勢の異常である。

脳性麻痺児の口腔所見 口腔にみられる症状には、脳性麻痺の原因によるものと、運動麻痺により二次的に生じたものがある。エナメル質の減形成、歯の摩耗も多い。歯肉炎の発生頻度が高く、歯肉の肥厚画著明。不正咬合、反対咬合が多い。などの特徴がみられる。

嚢胞性エナメル上皮腫 歯胚の上皮性部分が増殖してできた腫瘍であり、上皮性の歯原性腫瘍に入る。実質および、間質に大小の嚢胞をつくる。臨床的にみて、充実性のものを充実性エナメル上皮腫、多数の嚢胞が認められるものを嚢胞性エナメル上皮腫という。







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